JALエンジニアリングのマイスター制度とは?
杉本好夫さんは、JALエンジニアリングのマイスター制度でトップマイスターの認定を受けているようなのですが、どんな制度なのか調べてみました。
JALエンジニアリングは、JALの整備系グループ会社4社の統合で誕生しましたが、統合前2007年に最初のマイスターが認定されていたようです。
その後、2010年に現行のマイスター制度が整備され、さらに2011年1月に現行のマイスター制度によるマイスターが認定されたとのこと。
この制度は、“航空機整備の専門性の深化”と“後進への(技術の)伝承”の2つを軸にしています。それまでは、整備の専門職としての技量だとか、知識だとか、経験だとかを評価するものは社内になかったのです。
引用:トラベルWatch Watch
自社での資格制度みたいなものでしょうか。日々勉強して常に向上を目指すのと、技術を伝えていくこと、どちらも大切ですね。
会社に入ると、まず新入社員として一般的な訓練を受けるようです。
資格としては、初級整備士、2級整備士、1級整備士と取得していきますが、1級整備士になるために国家資格である1等航空整備士を取得します。
この1等航空整備士を取得した人を対象に、社内制度として確認主任者というものがあるようで、1級整備士とライン確認主任者の資格を2つ持って、やっと一人前の整備士となります。
自分自身のステップアップと、資格を取得するため、勉強していかなくてはいけないんですね。
1級整備士として一人前になり、7年の経験を積んだ後、初めてマイスター制度にエントリーができるそうです。
マイスター制度にエントリーするまでに何年かかるんでしょうね。1級整備士とライン確認主任者の資格を2つ持って、一人前の整備士となる頃には20歳から入社した人で10年かかるようです。
マイスター制度は3段階のグレードに分かれているようで、会社の内部ではG1、G2、G3と略称で呼ばれているようです。
G3が“エキスパート”、G2が“マイスター”、G1が“トップマイスター”という名称になります。
今回「プロフェッショナル」で取り上げられる杉本好夫さんは、2800人いる整備士の頂点であるトップマイスターです。
現在、トップマイスターは杉本好夫さんもう一人、JALエンジニアリング羽田航空機整備センター運航整備部 国内発着整備室マネジャーの小久保吉純さんの2人のみだそうです。

出典:http://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/716192.html
最後の砦といわれ、いろいろな難題を解決していく事が多い杉本好夫さん。「プロフェッショナル」でもどのように問題に取り組み解決していくのか、その過程が見られると思います。楽しみですね。
飛行機の安全は、日々努力されている方たちに支えられているんだと知り、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
まとめ
杉本好夫さんは定年退職まであと残りわずか。親分の技や心を学べる機会は限られているんですね。後輩たちへの思いや飛行機に対する思いもたくさんあると思います。
細かい作業もあり、大変だと思いますが、トップマイスターとして整備士の方々を引っ張って行ってほしいと思います。
300回記念の「プロフェッショナル」楽しみですね。
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教員の給与よりも上であるべき人だと思います。年収1000万円よりも上。
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コメントありがとうございます。そうですね。私も、実際はわかりませんが、年収1000万円以上であってほしいと思います。杉本好夫さんの仕事から、学べることは多くありますね。次の世代にもつなげていって欲しいなと思います。