創業者：椿本説三について
世界に名前を響かせている椿本チエインですが、1917年当時は椿本説三
の個人経営により大阪で自転車用のチェーン会社として創業していました。
ちょうど第一次世界大戦後の不況で、経営についていろいろ考えた結果、自転車用チェーンだけでなく幅広いものを取り扱っていかないといけないと、機械用チェーンの製造に専念し始めたのは1928年でした。
その後、太平洋戦争の中でも、世界へチェーンを売り込み確実に業績をのばしていったようですがやはり戦争は傷跡を多く残します。工場が空襲により破壊されたり、戦前は約1300名もの従業員がいたそうですが、戦争で従業員がわずか５０名程度になってしまったこともあったそうです。
戦後は、復興機運も盛り上がってきて多くの製品受注をとり、会社を大きく育て直した椿本説三氏。1966年に創業５０周年の記念式典の２ヶ月前に逝去されたそうです。
椿本説三氏から受け継がれるフロンティアスピリット
間も無く創業100年を迎える椿本チエインですが、創業者椿本説三氏が困難な時期
を乗り越えてきたその教えが、今も会社を支えているようです。それが、
【他に追従しない、自分の道は自分で拓く】
というもの！自転車のチェーンから機械用のチェーンに専念したり、新しい顧客を
獲得しにいったり。ニーズを的確に捉え、それを実現してく力があるのだと思います。
従業員の心には、このスピリットが刻まれているんですね！すごい！
まとめ
創業者、椿本説三氏や長勇氏についてしらべましたが、やっぱり世界的にシェアを
獲得しているチェーンが凄そうです！！魔法の仕分けマシーン！？みたいです！
『カンブリア宮殿』ですごいチェーンも紹介されると思うので楽しみですね。
