古村比呂を苦しめる、子宮全摘手術後の後遺症・リンパ浮腫

2012年3月に『広汎子宮全摘出術』を受けた古村比呂さんですが、2013年5月末   長期のフライトが原因となり左足に「下肢リンパ浮腫」を発症してしまいます。

『広汎子宮全摘出術』を受けた方に

摘出手術を受けた場合、リンパ節まで切除していればリンパ浮腫の起こる可能性があります。
また、手術の際に膀胱や直腸の神経を傷つけて、排尿障害や排便障害の後遺症が残る場合もあります。

引用:がん治療データサービス

という、後遺症が起こることがあるそうです。古村比呂さんは後遺症に気をつけて生活をされていましたが、後遺症が出てしまったんですね。

引用:http://wha2up.com/pickup/trend/bakuhofriday-0821

引用:http://wha2up.com/pickup/trend/bakuhofriday-0821

古村比呂さんはすぐに治療を開始されました。
①スキンケア〜乾燥NG・肌の状態をチェック
②医療リンパドレナージ
〜医学従事者が行なう、やわらかなマッサージ
③圧迫療法〜弾性包帯を卷いて圧迫と、弾性ストッキング着用
④圧迫した状態での運動

リンパ浮腫というのは、起こってしまうと一般的には治らないと言われていますが、悪化させないということが重要になります。古村比呂さんもすぐに、手術以外で治療を開始し悪化することを防止しています。

リンパ浮腫で最も避けたいのは蜂窩織炎(ほうかしきえん)を引き起こすこと。蜂窩織炎(ほうかしきえん)とは皮膚の深いところから皮下脂肪組織にかけての細菌による化膿性炎症のことで、細菌が侵入し強い炎症が起きると毛細血管壁のすきまが大きくなり、蛋白と水分が大量に組織間隙に出てきてしまい、むくみは急激に悪化してしまうようです。

引用:http://www.mukumi.com/edema_detail/id=84

引用:http://www.mukumi.com/edema_detail/id=84

細菌って目に見えないから、本当に注意しないといけないですね。

現在古村比呂さんは現状維持のために

2015年8月 TV番組の撮影で 新たな治療院を受診

平編みの弾性ストッキング
治療院オリジナルの就寝用圧迫具を使用しての治療開始

2015年9月 病院にて「リンパシンチグラフィ」
「ICG・蛍光観察カメラ検査」を受ける

現状維持をされていますが、「爆報!THEフライデー」の番組で手術を決行されると書いてありました。リンパ管静脈吻合という手術があるようなので、その手術をされるのかな。

手術では特殊なカメラを用いて浮腫を認める部分でリンパ管を探し、それを顕微鏡(けんびきょう)下に静脈に吻合(バイパス)します。 

          引用:大阪医科大学形成外科

この手術によって少しでも、症状が楽になるように願うばかりです。

古村比呂を支える3人の息子さん

2009年の離婚後から4人で生活をしていた古村さんと息子さん達。子宮頸癌が見つかった年、次男は翌年から専門学校へ、三男は高校受験を控えていたそうです。

その時は早期発見で手術も簡単なものと聞いていた時期でした。古村比呂さんは思い切って本当のことを伝えようと覚悟を決め子供達に伝えると。

長男→早く見つかってよかったんじゃない?

次男→軽いやつなら大丈夫でしょ。

三男→早いうちに悪い物を取って元気になればいいじゃん。

と、言葉が返ってきたようです。これって、男の子だから心配だけどうまく言葉が見つからない感じの返答ですよね。可愛らしく感じます。でも、ものすごくお母さんのことが心配でしょうがなかったでしょうね。

古村比呂さんが現在も書かれているブログには、息子さんのことが時々書かれていて本当に強い絆で結ばれている家族なんだなって思います。男の子は、恥ずかしくてストレートに想いを表現できないとは思いますが、古村さんのために料理を作ってあげたりしているようです。素敵なお子さんに成長されましたね。

古村比呂6

そんな素敵な息子さん達の支えで、古村比呂さんは女優業ができているのだと思います。6月2日(木)20時~テレビ朝日木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長」に出演されるようです。楽しみですね。

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まとめ

子宮頸癌という大病を乗り越え、その後の後遺症にも日々気をつけながら生活されている古村比呂さん。現在は同じような経験をされた方達が情報交換できる場所を主催、提供していらっしゃるようです。

自分の経験を人のために生かし、支えあっていく姿勢は本当に尊敬できます。そして、自分と同じような経験をして欲しくないという思いもあり、健康の大切さ、検査の大切さを発信されているようです。女性の方だけでなく、男性もやはり健康診断や癌検診などはしっかり受けないといけませんね。自分は大丈夫という変な自信は、病院に行くのが面倒臭いだけの言い訳に聞こえるかも。私も検診にはちゃんと行こうと思いました。