番組表見ていたら、ものすごく気になる内容ですごい素敵な看護師さんがいることを知りました。明日16日(月)放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられる【小山珠美】看護師です。
口から食べることに熱心に取り組んできた、摂食嚥下のプロが食べる喜びをもう一度患者さんに届けるために、どのようにアプローチしていくかに密着しているようです。
【小山珠美】看護師の経歴や活動など調べてみました。
小山珠美看護師の経歴や、勤務している病院は?
名前:小山 珠美(こやま たまみ)
59歳なので、1957年生まれでしょうか。1978年に国立熊本病院附属看護学校(現・国立病院機構熊本医療センター附属看護学校)を卒業されました。3年制で変わっていなければ1957年生まれですね。
卒業後は1978年神奈川県総合リハビリテーション事業団 神奈川リハビリテーション病院厚木看護専門学校にまた通ったのでしょうか。准看護師の資格から、看護師の資格を目指したとかですかね。このところは詳しくわかりませんでしたが、熊本から神奈川へ引越しをされ、その後拠点は神奈川県がメインとなります。
七沢リハビリテーション病院脳血管センターや、神奈川リハビリテーション病院に看護師として勤務を始めます。そこで経験を積んでいかれ看護師長に就任し、看護一筋で勤めていました。
1995年頃、看護師長をしている時には胃ろう栄養が普及し始め、
「“胃ろうのほうがリスクも少ないし、誤嚥性肺炎になったら大変だから”と、簡単に口から食べることを禁止して、患者さんから食べる楽しみを奪ってしまう。“本来はリハビリによって、患者さんの持つ可能性を引き出していくことが私たち看護師の使命のはずだ”と憤りと情けなさを感じていました。過度な医療安全に走るあまり、口から食べさせることをやめさせてしまったことが、ひいては寝たきりを助長させ、食べたいという細やかな希望までも奪ってきたとも言えます」 引用:看護roo!
との考えがあったようです。その後同じような意見を持つ医師などとともに、口から食べられるようリハビリを進めていき、勉強会や研究会学会の発表などを10年近くも続けていたようです。
その後2005年には愛知県看護協会・認定看護師教育課程「摂食・嚥下障害看護」主任教員として、教育現場にも携わるようになります。そして2006年に社会医療法人三思会から声がかかり、東名厚木病院に勤務されるようになります。
2009年に看護師として勤務しながら、日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士を取得しました。この資格は安全で豊かな食を取り戻すための摂食嚥下リハビリテーション、その発展と普及をめざす一般社団法人日本摂食嚥下リハビリテーション学会の認定資格のようです。
そして勤務している東名厚木病院では、2010年より摂食嚥下療法部課長、2013年からは部長となり、2014年から2015年3月まで法人本部摂食嚥下サポート担当課長を務めました。
そして現在は2015年4月からJA神奈川県厚生連 伊勢原協同病院に勤務しています。
これまで小山珠美看護師が担当した急性期脳卒中の患者およそ二千人の9割が、ふたたび食べることができるようになったといいます。正しい技術とチームで取り組むとこんなにも結果がでるんですね。
小山珠美看護師の家族やNPO法人、著書や講演会については次のページで!