柳生博、年齢や経歴、妻は？八ヶ岳倶楽部（柳生の森）後継者は次男・宗助？長男・真吾さんの意志を継ぐ。【爆報！THEフライデー】

スポンサードリンク

柳生博さんが育てる柳生の森とは？

年間600本以上のテレビ出演をされ、忙しさで心身ともにボロボロになっていた柳生博さんとご家族。人気絶頂の中、1976年頃八ヶ岳の山々に囲まれた山梨県北杜市大泉町「八ヶ岳南麓」に、雑木林をつくって家族で住むことにしました。なぜ、『八ヶ岳南麓』にしたかというと、「13歳になったら、一人旅をしなさい」というのが柳生家には家訓としてあり、柳生博さんが13歳で一人旅をした場所がここなのだそう。

13歳は中学１年生でしょうかね、一人旅で八ヶ岳付近に旅に出るなんて、すごく大変だけど貴重な体験ができたんだと思います。その思い出のある土地に、家族とともに移り住み、心身の疲れを癒されました。もともと、里山で育った柳生博さんなので山に帰ってくるだけでも、癒しになったでしょうね。

引用：八ヶ岳倶楽部

ものすごく荒れ果てた拡大造林の、風も光も入らず、花も咲かず鳥も鳴かないような、僕は「沈黙の森」って言うんだけど、そういう人工林を少しずつ買い取って自分の手で伐っては落葉広葉樹を植えた。伐れば、本来あった広葉樹も生えてくるから、それを保育する。新しい木を何千本も植えて、もともと生えていた木と折り合いをつけながらつくっていく……。10年経ち、20年経って、ある種のクライマックスを迎えた森を想像しながら、じゃあ今はどう間伐して枝打ちをすればいいか、という風にね。そうやってひたすら野良仕事をしているうちに、森が息を吹き返してきた。　　　　　　　引用：あの人の”森”語り

なんと、ただ田舎暮らしするだけでなく、森を生き返らせ雑木林を整備していたんですね。幼少の頃の地主であるお祖父様、お父様を助けて働いた日々が蘇ってきますね。その時に得た知識を活用して、森を元気にしていき、その森を見学に人がたくさん訪れるようになったそうです。そうなるともう野良仕事どころではなくなり、ついに1989年、山梨県北杜市大泉町西井出・西沢の森に、パブリックスペースとして、ギャラリー・レストラン「八ヶ岳倶楽部」を開設しました。

森を見学に来るって、やっぱり柳生博さんの作り上げた森は参考になるような素晴らしい森だったんですね。

柳生の森後継者は次男宗助さん？長男真吾さんの遺志を継ぐ！

今年で、柳生博さんが育て上げている森は40年近くになりますが、森は手をかけてあげないとすぐに、柳生さんの言う「沈黙の森」になってしまいます。そのため、継続して手入れをしてあげなくてはいけません。

柳生博さんには息子さんがいらっしゃいます。柳生の森を一緒に作り上げた八ヶ岳倶楽部代表の長男・柳生真吾さん、八ヶ岳倶楽部社長の次男・柳生宗助さんです。

長男の柳生真吾さんは、1968年3月3日、東京生まれで玉川大学農学部卒業後花の生産農家で３年間修行、園芸の基礎を学ばれました。そして2000年から2008年までNHKの「趣味の園芸」のメインキャスターを務めました。そんな柳生真吾さんに病魔が襲いかかりました。

引用：八ヶ岳倶楽部

真吾さんの体調に異変が現れたのは30代後半からだと言われています。最初はポリープだと思ったが検査の結果「咽頭がん」と診断され、闘病を始めます。身体が痛い時でも、笑顔を絶やさない方だったそうです。残念ながら、柳生真吾さんは2015年5月2日午後11時40分、咽頭がんのため甲府市内の病院で永眠されました、47歳という若さでした。ご家族のことを思うと、何も言葉にできませんが、真吾さんとともに森を作り上げてきたご家族はこの森を守っていこうと思われていると思います。

お兄様の森に対する思いを感じ、ともに成長してきた弟の柳生宗助さんは、現在八ヶ岳倶楽部の代表取締役をされています。私は、次男の柳生宗助さんが後継者として考えられていると思っていますが、第3者の登場もありそうな予感もしています。でも、家族で作り上げた森ですから、やっぱり柳生宗助さんに継いで欲しいと思います。

柳生真吾さんは、野生のミツバチに雑木林の庭で生活してもらうことを昔から夢見ていたそうで、その夢が2011年には叶ったと八ヶ岳便りで発信されていました。養蜂とは違い、雑木林や森が住みやすくないと野生のニホンミツバチは住処を変えてしまうらしいのです。2012年までは順調にニホンミツバチが暮らしてのは八ヶ岳便りで知ることができましたが、その後はどうなてしまったのかわかりません。