職場に鹿児島県出身の方がいて話しているうちに、そういえば!

先月桜島って噴火しましたよねって!すっかり忘れていました。

ごめんなさい。今はどうなんでしょうか。落ち着いていればいいのですが。

日本には世界の活火山約1500のうちの、110が集まっているんですって!

こんなこと知らなかったのですが、20日(日)放送の『夢の扉+』

をちょっと予習してみました。噴火予知は出来るのか?というテーマで番組が放送

されるので、ちょっと勉強してみます!番組には2人の日本人研究者が

登場されます。お二方とも、噴火予知に取り組まれているんですね。

今回は、東京大学地震研究所の田中宏幸教授についてや、教授の研究されているもの

などを取り上げてみます。お付き合いくださいね。

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田中宏幸教授の経歴

田中宏幸教授

2004年名古屋大学大学院博士課程短縮修了。04~06年カリフォルニア大学リバーサイド校博士研究員、06~08年日本学術振興会特別研究員、08~10年東京大学地震研究所特任助教、10~13年同研究所准教授を経て、現職に至る。受賞歴は、10年(一社)日本鉄鋼協会俵論文賞、11年NPO法人日本火山学会論文賞、13年EPS賞〈地球電磁気・地球惑星圏学会、(公社)日本地震学会、火山学会、日本測地学会、日本惑星学会の5学会による〉など。これまでに、火山体10例、断層体2例、耐震構造探査2例の調査実績を持つ。

出典:at home 教授対談インタビュー

経歴が難しすぎる風に感じるのは、漢字が多いからでしょうか。

田中宏幸教授すごい経歴ですね。教授の研究のテーマは『地球物理学』だそうで

地球全体のことをもっと知りたいって追求していく学問みたいですね。(ざっくり)

田中宏幸教授がどうしてこの分野に興味を持ったかという質問には、

根底にあるのは、「世界の構造全てが知りたい」という気持ちです。

と答えていました。教授は小さい頃から身近にあるものや地球、宇宙そして心理

構造まで!その仕組みに興味をもっていたそうです。

いろいろなことに興味があって、好奇心旺盛な少年時代を過ごされたんでしょうね。

ミュー粒子による火山透視

そんな教授は、世界で初めて火山内部の透視に成功され、2007年には

科学雑誌『Nature』にも取り上げられたようです。

この透視には、宇宙から地球に向かってくる素粒子の一つ【ミュー粒子】を使ったそうです。

全くわからないので、そうなんですね。教授!と先に進みます。

ミュー粒子は、私達の体はもちろん、岩をも通り抜ける性質を持った素粒子で、

透過力が強いのらしいですが、物質の密度が高いところや厚いところは少数の

粒子しか通り抜けることができなく、逆に、密度が低いところや空洞部分は多く

の素粒子が通り抜けられるようです。

田中教授4

(出典:東京大学・地震研究所ニュースレター「CHEERnews 第2号」(2012年12月発行))

このミュー粒子の性質を利用して、火山透視を実現させたのですね!

原理的には、私達もお世話になることがあるレントゲンと同じだそうです。

火山のレントゲン写真で噴火を予知するってことですね!!

田中教授

田中宏幸教授の気になる著書や今後は次のページで!