野島千恵子園長第一人者のインクルーシブ保育とは?

野島千恵子園長が第一人者として聖愛園で行っている「インクルーシブ保育」とはどのようなものなのでしょうか?

インクルーシブ教育というのは「すべての子どもを含み込む教育」で、inclusionの「包摂」「包含」すなわち「すべてを含み込む」という意味から取られたようですね。1990年代になって、欧米やアメリカの障害児教育界で、メインストリーミングやインテグレーションという言葉にとって代わって使用されるようになったといわれています。

障害の有無や発育の差にかかわらず、さまざまな子どもたちを一緒に育てる「インクルーシブ保育」ですが、インテグレーション教育と混同され使用されていることもあるようです。インテグレーション教育とは、  障害のある子どもを対象にして、一般教育の中で 特別な教育を施すことである都定義があります。インクルーシブ教育は、障害のある子どもに限定せず、「多様なニーズをもつすべての子ども」が対象になっています。

聖愛園2

障害の有無や発達の違いがある子供達を預かる施設では、先生の知識も大切だと思います。信頼できる先生がいてこそ、教育が生かされるのでしょうね。

野島千恵子園長のインクルーシブ教育の取り組みとは?

野島千恵子さんが園長を務める聖愛園でのインクルーシブ教育はどのような取り組みで行われているのでしょうか?「プロフェッショナル仕事の流儀」紹介されると思いますが、私の気になる聖愛園のクラス構成がそれに当たるのかなと予想してみました。

幼稚園では、年少(3歳児)年中(4歳児)年長(5歳児)でそれぞれクラス分けをされるのが一般的だったともいますが、聖愛園のクラス分けは縦割りクラスを取り入れています。

聖愛園3

1歳から2歳の縦割りクラスと、3歳から5歳までの縦割りクラスです。同じ年齢のクラスでは発達の違いも顕著にわかりやすいでしょうし、子ども自身も気付いたりしますよね。それが年齢の異なるクラスだと何が基準かわからないので、比べることもほとんどないでしょうし、年少さんは年長さんの行動を真似たりして学ぶこともたくさんあり、年中さんは真ん中なのでオールマイティに活躍できるしまだまだ年長さんから学ぶこともあるでしょうし。年長さんは今まで見てきた年長さんのように、リーダーになって活躍することで成長できると思います。

行動が読めない子供達ですので、多くの困難やトラブルもたくさん起こるんでしょうね。でも野島千恵子園長はこのトラブルこそが成長のチャンスと考え自分たちで考え解決できる方向へ子供達を導いていくようです。このあたりの様子も番組で紹介してくれると思うので楽しみです。

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まとめ

自分が幼稚園や学校に通っていた時代とは全く変わっているんだろうなと、いろいろと調べていて思いました。新しい教育法を取り入れても、その結果がわかるまで長い期間かかったり個人によって差があると思うので、教育って本当に難しいですね。

新しい情報を常に学んで、先生方も進化していかないと正しい教育を子供達に伝えることができなくなってしまいますからね。楽な職業なんてないと思いますが、この職業も大変なんだなと知る機会でもあり、頑張っているんだなと知る機会になるので「プロフェッショナル」で今回も勉強したいと思います。