今週末の『NHKスペシャル』がとんでもなく気になります。取り上げられるのは【キラーストレス】です。

身体の不調があって病院に行くと、はっきりした原因がわからずストレスが原因かもしれないですねって言われることもあったりして、ストレスってやつは厄介なものだと誰もが認識していますよね。最新情報を知りたいですし2回にわたって放送され、アメリカのハーバード大学やワシントン大学、日本の広島大学など世界最先端の研究も取り上げられるということです。

広島大学からは【岡本泰昌】准教授が出演されるとのことなので、経歴やその研究分野なども調べてみようと思います。

目次

  1. 岡本泰昌さんの経歴や研究分野は?(1ページ目)
  2. 岡本泰昌さんの閾値下うつ病研究とは?(1ページ目)
  3. キラーストレスについて(2ページ目)
  4. キラーストレスを減らすのはマインドフルネス!?(2ページ目)
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岡本泰昌さんの学歴、経歴や研究分野について

岡本泰昌

名前:岡本 泰昌(おかもと やすまさ)

生年月日はわかりませんでしたが、学歴から予想してみようと思います。岡本泰昌さんは1983年4月に大分医科大学医学部医学科に入学しました。ストレートで入学していれば、1964年生まれで今年は52歳になる年ですね。1989年3月に医学部を卒業し、1989年6月から広島大学医学部付属病院で研修医として働き始めました。

1年後の1990年6月まで研修医として勤務し、その後7月から社会保険広島市民病院、精神・神経科の医師として勤務を始めました。1991年3月に退職し、4月から広島大学医学研究科の内科系に1995年3月まで在籍しました。医師として勤務をして、さらに学びたい専門的な分野ができたんでしょうかね。研究をし、広島大学で医学博士の学位を取得。

1995年4月からは国立呉病院精神科医師として1999年3月まで勤務、その後4月から広島大学医学部付属病院で2001年11月まで助手として勤務、12月から広島大学の医学部の講師として2002年4月から広島大学大学院医歯薬学総合研究科の講師として、2012年4月からは広島大学大学院医歯薬保健学研究院の准教授として活躍しています。現在はの准教授をされています。

広島大学病院

広島大学には講師としてや現在の准教授の職で長い期間勤務されているんですね。大きな病院ですし、学びたいと思える環境や人が多くいらっしゃったんでしょうね。精神科の医師として勤務されている期間が長いので、心のことを多く研究されているんでしょうか?

岡本泰昌さんの研究分野は医歯薬学 、内科系臨床医学、精神神経科学です。うつ病についてや、気分障害、脳画像解析、認知行動療法などをテーマに取り扱っているようです。だんだん難しくなってきました。これがストレスにならないといいな(笑)

岡本泰昌さんの所属広島大学の閾値下うつ病研究とは?

岡本泰昌さんが所属する広島大学大学院医歯薬保健学研究院では『閾値下うつ病研究』をしているようです。閾値下うつ病とはいったいなんだろう。閾値というのは感覚や反応や興奮を起こさせるのに必要な、最小の強度や刺激などの量。とのこと!その下のうつ病なので、何か刺激があったら本当のうつ病になってしまう境界型うつ病ってことですかね。岡本泰昌先生が、番組内で話してくれると思うので、私も勉強します。

この「閾値下うつ病研究」では、広島大学に入学した18〜19歳の青年期の閾値下うつ病の大学生に対し介入研究をし行動活性化で大学生のメンタルヘルスが向上するかを検討した研究です。

広島大学

人の報酬関連脳活動は環境刺激から報酬を予測し、望ましい運動を選んでいくようなのですが、青年期にみられる閾値下うつ病の主な行動特性は、環境中の報酬知覚の頻度が低いようです。そのため、単純な介入が短いセッションで行われており、積極的な補強活動を増加させることに焦点を当てることが、報酬の可能性を高めるうえで有効であると考えられるという仮説からの研究のようです。

結果は、閾値下うつ病の青年期のグループは、そうでないグループと比較して、抑うつ症状の有意な改善が認められたようです。さらに閾値下うつ病グループは、QOL質問票の評価と行動特性において有意な改善を示したようで、研究チームは

「この行動活性化プログラムの検討は短期間でシンプルな介入であったにもかかわらず、きわめて有意な効果を示しており、多くの異なる施設で利用可能であると考えられる。また、長期的影響については、今後の研究対象にすべきである」

としています。環境から報酬を期待しないので、行動が生まれないってことですかね。気分が極端に落ちるわけではないけど、希望もこれといってないから平坦な感じでしょうか。なにかきっかけがあれば変わるのであれば、それを取り入れられればいいですよね。

何より、心のことは専門家に診てもらうのが一番だと思います。人の心はわからないし、自分の常識で発言してもプレッシャーになってしまうかもしれないし、その人にはふさわしくない言葉かもしれません。心って本当に難しいですね。

ここでも、やはり関係しているのはストレスですね。ストレスが人の心を壊してしまうようです。

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