さくら住宅18期連続黒字の秘密は?

二宮生憲社長が創業したさくら住宅ですが、18期連続で黒字決算という驚くべき経営をしています。その秘密について調べてみました。

まず、さくら住宅は年間1800件から1900件の工事をするようですが、なんとその4割もが他のリフォーム業者が見向きもしないような小さな規模の工事だそうです。数千円の雨樋の補修や電球の付け替えもお客さんが困っていれば、すぐに向かってくれるそうです。小さな仕事を大切にしてきたので、たくさんのお客様が信頼してくれたんですね。コツコツやること、お客様のニーズに沿って対応することが大切ですね。

ただその一方で適正価格を常に提示し、値引きは一切しないと言います。筋の通らない要求をされたときは、この顧客は私たちのお客様ではないと判断し、依頼を断るそうです。自信を持って仕事をしているからできることですね。

二宮生憲社長の経営哲学は、『顧客第一主義でなく、社員第一主義』であり、顧客も社員も取引先も地域住民も株主も等しく大切にし、それぞれと対等な信頼関係を築いていくことにあるようです。

二宮生憲2

社員を大切にできて初めてお客様を大切にできるという考えのもと、二宮生憲社長はさくら住宅を経営しています。

もう一つ、特徴的な独自の取り組みがあるようです。それは「お客様株主制度」というものです。株主の約66%を顧客が占めていて、新入社員を除く社員全員も株を持っているが社長の保有率は20%に過ぎないといいます。

顧客を株主にすることでのメリットは、地元住民・顧客との結びつきを強化でき「自 分たちの会社だ」と意識が湧くのだと思います。「お客様 株主」による紹介や口コミにより、新規の顧客が増えていくのと、紹介なので安心していろいろな相談ができるという環境を作り出しているんだと思います。

知り合いの紹介って安心できると思います。しかも地元密着型の会社で実績もあるので信頼できますしね。この『お客様株主制度』も18期連続黒字決算につながった一つでしょうね。

さくら住宅社員のボーナスや年収は?

2016年3月現在従業員数は44名で社員数は32名のさくら住宅は、18期連続黒字決算という実績があるので、社員のボーナスや年収も気になりますよね。不動産会社はどうしてもノルマがあるのかなとか考えてしまいます。

さくら住宅の給料形態は、年功序列で、営業であってもノルマはないようです。ただし目標はあるようです。お互いに助け合って働くという考え方が、さくら住宅では当たり前になっているようです。社員第一主義がこのような形態をとっている理由なんでしょうかね。社員同士の競争はチームワークを乱しますからね。

さくら住宅2

社員に対する評価もされているんでしょうね、年間ボーナスは4回(一時金というのを加えると5回にもなるようです)一例を挙げると、入社5年目で年収600万円というかたもいるそうです。個人一人一人の努力が、会社を成長させているので、年収も上がっていくのでしょうね。結果を出した人、会社がお金をもらうのは当然なので、頑張り次第ってことですよね。とはいえ、成長している会社なので、勢いがありますね!

スポンサードリンク

まとめ

今回もすごい会社について調べることができました。さくら住宅すごいですね。リフォームのことはよくわからないですが、番組内で、どのような細かい対応をしているのか紹介してくれると思います。

成長の秘訣は人と人のつながりだったり、地元に根付くように環境を大切にすることだったり、昔は当たり前にできていたことがとても大事なんですね。

リフォームで生まれ変わった家を見るのも楽しいですよね。「カンブリア宮殿」楽しみです。